なんだかんだで結局、今週いっぱいお休みをいただいっちゃったうさこ。
今日は熱もだいぶ下がり、出勤しようと思えばできたのですが、周りの方の勧めにのっかり、も一日お休み

「うさこ、くれぐれもよくなったからと言って、高島屋に行ったりするなよ」
ドキーっ!
「週末も悪させんと、大人しくしとくんやで」
ドキーっ!ドキーっ!!
うさこ、全く信用ないです。
ハイ。
しかし、何人もにさすがにこうも言われてしまいますと、大人しくせざるを得ませんが・・・
さすがにずっと寝てばかりでは飽きてしまい、BEDの上で読書に勤しむことに。
で。今回、私的ミラクルヒットだった小説が「悪女について」
ついこないだまでやってた
ドラマ「不信のとき」の原作者、有吉佐和子さんの作品で、シンシア的ナツイチ作品とのこと。
おぉ〜。こりゃ、悪女研究会一員としては、是非読まなきゃでしょ!と、読み始め・・・
あまりの面白さに、久々に丸1日で読みきっちゃいました!
女実業家富小路公子という人物について、彼女に関わった27人が順に彼女について語っていくという、かなり不思議な物語。
(一瞬、ミュージカル「コーラスライン」を彷彿とさせられたのは私だけ?)
この公子さんが、なかなかどうしてすごい女子でございまして。
とにかく、27人が27様の彼女の人となりを語る語る。
うさこ的に脚色して、証言をまとめますと・・・
【証言1】
「オレは騙された!あんな女と
結婚した覚えは1度もない!
しかも、知らない間に
子供が2人も・・・オレは知らん!」
【証言2】
「公子ちゃんは、本当に心の綺麗な子。あんなに心の綺麗なうそのつけない子っていなくってよ」
【証言3】
「あいつの子供はオレの子や。2番目の子なんて、オレにそっくりやろ?」
【証言4】
「本当に綺麗なものに目のない方でした。何でも一流品がお好き。ドレスも宝石も、お屋敷も、そりゃもう一流品ばかりで、そりゃ、夢のような生活をなさってましたわよ。なんでも、華族の若旦那の落しだねで、孤児だとか・・・。
どうりで気品あふれていらっしゃったこと
何よりも一番綺麗なのは、あの方のお心ですわ」
【証言5】
「え?君ちゃんは、まぎれもない八百屋の娘さんですよ。
一緒に算盤教室にも通っていてね。
そう、その後に夜学で簿記もならっていて、
税理士の
資格もとってたの。
さすがねぇ。昔から頭よかったもんね」
【証言6】
「彼女は1度も結婚なんてしてないはずですよ。
それどころか、男の人と手もつないだことも無いんじゃないかな?
とにかく、事業を成功させることで手いっぱいだったみたいだから」
【証言7】
「名前を聞くだけでも身の毛がよだつ!
あんな悪魔、知りませんよ。うちは被害者ですからね!」
【証言8】
「心も、容姿も、お金にもあんなに綺麗な方は存じ上げません。
あんなに気が弱く、繊細な方が嘘などつけるはずございませんわ。
どうしてマスコミというものは、ああも嘘をでっちあげることができるのでしょう?」
【証言9】
「僕が悪いんだ。僕がきちんと彼女のことを支えていれば・・・。
え?彼女の子供?もちろん僕の子に決まってるじゃないか。
彼女が死ぬ直前まで、彼女は僕とつきあってたんだから」
【証言10】
「いやはや、成功の秘訣を聞いても、苦労話を聞いても、答えは「愛ですわ」の一点張り。
あれにはほとほと困りましたよ。なんてったって、生放送ですからねぇ」
などなど・・・。
証言を聞けば聞くほど、公子さんの人となりがわからなくなってくる。
生粋の『悪女』とは、こういう人のことを言うんだろうなぁ・・・。
悪女とは、頭がよくないとなれないんだなぁ、と妙に納得してしまいました。
自分の出生を偽り、何人もの男を同時に手玉にとり、お金を騙し取り、それを元手に成り上がっていく様は、本当に爽快!
一瞬にして、『富小路公子様教』の信者となってしまった、私うさこ。
彼女の決めゼリフは
「愛ですわ」に「ご機嫌よう」なんだけど、当分、マイブームになりそうです。(笑)
とにかく面白いので、騙されたと思って読んでみてください!
ゆかっぴ、ひとまず今月中に社内便で強制的に送りますので、お読みくださいませ(笑)
それでは皆様、『ご機嫌よう〜』